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はじめに
Mac上にruby環境を整えたため、手順を残しておく。
環境
- MacOS Mojave 10.14.1
- Homebrew 1.8.4
- rbenv 1.1.1
- gem 2.7.6
- bundle 1.17.1
- ruby 2.5.3
- 作業日 2018/12/1
手順
Homebrewのインストール。HomebrewはMacOS上のパッケージ管理ソフトウェアです。2行目は正常にインストールされたかの確認です。 (brew -vでも可)
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
$ brew doctor
rbenvを最新版に更新する。
$ brew upgrade rbenv ruby-build
動作確認兼異インストールできるrubyバージョンを確認。2018/12/1時点では2.5.3が最新安定版であるため、2.5.3をインストールする。
$ rbenv install --list
rbenvでrubyをインストールする。
$ rbenv install 2.5.3
インストールしたバージョンのrubyを使うよう、設定を切り替え。(下記は環境全体。globalではなくlocalオプションを使うとプロジェクト限定が可能)
$ rbenv global 2.5.3`
反映されたかの確認。2.5.3の左側に*がついていればOK。
$ rbenv versions
新たにインストールしたrubyにgemをインストール。(rubyのバージョンごとにgemのインストールが必要)。
$ gem install bundler
新たにインストールしたbundlerの実行ファイルに対してrubyの実行フォルダから参照する際のシンボリックリンクをリフレッシュ
$ rbenv rehash
bundleというgemを使い、Gemfileに記載の通りgemをインストールする。
Gemfileがあると、他PCへGemfileをコピーし、bundle installのコマンド一つで環境が整う。bundleが使えないとgem installで全て別個にインストールしなければならない。
利用するgemが最新だと動かない場合などにもbundleがあれば楽にgemのバージョンを整理できる。
$ bundle install
以上でインストール完了です。
参考までに、Gemfileの中身は以下の通りです。(著者の環境では /usr/local/Homebrew/Library/Homebrew/vendor/ にGemfileが作成されています)
source "https://rubygems.org"
gem "activesupport"
gem "concurrent-ruby"
gem "backports"
gem "plist"
gem "ruby-macho"
gem "rubocop-rspec"
gem "rubocop"
Railsのインストール
こちらに情報がキレイにまとまっていた。
Railsインストールはこちらを参考にすると良い。
関連用語まとめ
- Bundler gemの依存関係・バージョンを管理するツール(依存関係のあるライブラリを一括インストールできる)
- Gem Ruby用のパッケージ管理ツール。RubyGemsが公開しているライブラリ
- rbenv Simple Ruby Version Management。rubyのバージョンを管理し、切り替えるためのツール。