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はじめに
以下セミナーに参加したので内容をまとめました。
セミナータイトル: プロダクトをつくるとはどういうことなのか? -正しいものを正しくつくる-
参加スタイル: Zoom参加
プロダクトづくりのためのソフトウェア設計スタイル(増田さん)
メモ
- 創発的な設計活動では、局所的な仮設と実験を繰り返すことはできるが、全体に視野を広げる必要がある
- 答えがあるわけではない。仮設と実験を繰り返す
- 動いたから正解ではなく考察をすることが必要。
- オブジェクト指向より前に型がある。
- 作っているうちにこの型よりこの型が良いねといった形で改善していく
- ビジネス活動の関心事夫々に対して設計実装の型とする
- データの重要度が見えてくる。処理の文脈から画面/テーブル間の関係性に気づくことができる
- 型や計算にフォーカスしてモジュールを作成すると、計算のタイミングやアウトプットの場所といった全体のデータの繋がりが見える
所感
最近DDDの開発に入らせて頂いているが、設計に答えがあるわけではないという言葉は常に頭の片隅に置いておく必要がありそう。
実際に何が答えかわからない中、これがベストと言えない状態で試行錯誤に時間がかかりすぎている。
まだ決まっていないことは仮の前提を立てるなど、一旦現時点でできるベストを選択し、スピード感を出すようにトライしていみる。
一旦はプロダクトをハリボテとして作り上げて、そこから新たな視点で見ることもできると思うので、考えすぎて作業が遅くなりすぎないように注意しなければならない。
アジャイル開発は2度失敗する(市谷さん)
メモ
- 教科書通りに進めるのではなく、早く少しだけ形にする。新たに分かってきたことを現実的に受け止める方法を検討する
- 理想的な状況を前提に考えていてはダメ
- 理想的なプロダクトオーナーは都合の良い概念
所感
今の仕事ではプロダクトオーナーの理想を押し付けているなと思った。正解をプロダクトオーナーが持っているわけないし、協力して良いプロダクトを作るように意識を変えないといけない。
(多分もっと重要な話をしていたと思うんだけど聞き取れなかった・・・)
QA
- 重要な20%の見極め方。相対的に比べてどちらが重要かを比べる。50:50、25:25・・・。一番大切なのは経験。お客さんの事業におけるマーケットでのポジションで見極める。リーダーは他社が追いつかないようにする策に特化。ニッチャーは得意な点。
最後に
Zoom参加は初めてでしたが、音声はやや聞こえにくかったです。後半はかなり聞き取りが厳しかった・・・無念。